読書のお悩み相談室

読書に関するお悩み相談や読んだ本の記録などを書いています。

詩集

田部重治(選訳)『ワーズワース詩集』を読む。

国木田独歩に関する評論集を読んでいると、しきりにワーズワースの名前が出てきます。ワーズワースはWordsworthと綴ります。十九世紀初頭に作品を発表したイギリスの詩人です。 不思議なことに、日本では最近自然について語る機会が少なくなっています。日本…

吉本隆明(著)『真贋』を読む。

吉本隆明の本は難しいという印象があるので、このような大衆向け雑誌風の文庫に正直びっくりした。 順次見ていこう。 吉本隆明は人の意表をつく書き方が常だ。その点を念頭に置いて……。 今でもSNSで「日々を明るく過ごしましょうと」呼びかける人がいるが、…

宇治川英郎(訳)『リルケ詩集』を読む。

長編小説を読んでいて、どうしても気分が乗らない時があります。そんな時、皆さんはどうしていますか?一番良い方法は、本を閉じて目を休めることなのでしょうが、不思議なことに、また新たな本を手に取ってしまいます。 いろいろな方法があると思います。例…

谷川俊太郎(選)『茨木のり子詩集』を読む。

この詩集を読み終わるまで、私は茨木のり子の「顔」を知らなかった。ネットで調べてみると、面長でキリッとしたメガネをかけた写真ばかりが出てくる。私の経験上、人の発する言葉とその人の顔とこんなにも合致したことはなかった。この人の言葉はキリッとし…

レーモン・ラディゲ(著)詩集『燃える頬』を読む。

『レーモン・ラディゲ全集』より詩集『燃える頬』を読む。 私は読みたい本はネットで購入することにしている。傍線を引きメモを書き込みながら読むからだ。だから書き込みできない図書館の本を借りることは滅多にない。その滅多にないことを、なぜ私はしたの…

知里幸恵(著)『アイヌ神謡集』を読む。

知里幸恵(ちりゆきえ)(著)『アイヌ神謡集』を読む。 よくよく調べ、考えてみると、この本ほど日本の言語学、民俗学に貢献した本はないと思う。正直この本だけ読んでも良さがわからない。この本は文字のないアイヌの言葉をローマ字で表記した、つまりアイ…

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